Year1: Opportunity
Longwood Galleriaのフードコートにある中華料理店 "Dragon Bowl" でランチを買うと、おまけにフォーチュンクッキーがついてきます。このクッキーのおみくじに書かれた、チープで心に全く響かない格言をチェックすることが、私の楽しみの一つです。
初めてのSkype面接 (aka 保護者会) を控えたこの日、おみくじにはこう書かれていました。
“Don’t be afraid to take a chance when the opportunity of a lifetime appears.”
タイムリーなメッセージですが、目の前のopportunityが “of a lifetime” かどうかは、どうすれば判断できるのでしょうか?
ボストンに来て1年が経ちました。今言えることは、この留学は間違いなく ”opportunity of a lifetime” であった (ある) ということです。
今月は、JSPSワシントン研究連絡センター主催の "The 3rd Japan-US Science Forum in Boston 2018" に参加しました。今回のテーマは”The Science of Sleep”で、筑波大学の柳沢 正史先生、東大/理研の上田 泰己先生が講演をされました。また、アメリカ(の主に東側)にいる若手研究者らによるポスターセッションもありましました。今回のテーマが睡眠であったためか大半のポスターがバイオ系の発表でしたが、おもしろい解析をしている発表がいくつかありました。
この時期のアメリカの大学院は、Midterm Examのピークです。医学物理のクラスを受講しているポスドク達も試験と課題で忙しそうにしています。
私の施設ではポスドクが多いので、ポスドクをサポートする体制が整っているように感じます。一人ひとりのポスドクに、分野の垣根を超えた経験年数の多いポスドクがメンターとして配置され、アドバイス・CVや申請書の添削等を定期的に受けています。
Thanksgivingにはとても寒い中、おいしいチキンとチェリーパイをごちそうになりました。New England地方では、Thanksgiving史上最寒を記録した場所がいくつかあるようです。ボストンの最低気温は-10℃ (feels like -17℃) でした。
今からこの寒さでは、先が思いやられますね。ボストンの昨年の冬は100年に一度の大寒波でした。
1年間の予定だった留学を、少しだけ延長させて頂くことになりました。ご協力頂きました日本と米国の皆様に感謝申し上げます。