Chantori Blog

Medical Physics / Monte Carlo Simulation / Medical Image Processing

Month14: Politics

昨年末から続いていた、米国史上最長の政府閉鎖が終わりました。閲覧できない状態となっていたNational Institute of Standards and Technology (NIST) のホームページも戻り、同僚たちもホッとしています。

今月はMGHの医学物理部門と合同の飲み会がありました。双方の研究内容・研究資源は補完的であるため、協力しあえる点が多く見つかり、色々なレベルでのコラボレーションが今後進んでいきそうです。MGHの先生方の、日本の医学物理界に対する視点を知る機会にもなりました。

この時期は医学物理士レジデンスのSkype interviewが一通り終わり、合格者には次のOn site interviewの通知が来る時期でもあります。合同飲み会ではどこのレジデントにApplyしたか、そのうち何箇所からinterviewに招待されたか、といった話題がポスドク間でよく上がりました。

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University Church of St Mary the Virgin. ロンドンでも道を尋ねられました。

合意なきBrexitが迫る英国では、その影響がまず人材流出として出ているようです。低いポスドクの給料・それよりも低い(らしい)医学物理士の給料のため、EU内の他の施設への関心が高まっていると聞きました。英国初の陽子線治療施設ではコミッショニングが済みつつあるようです。